10月23日(月)台風直下の日本列島で日経平均は戦後新記録となる15連騰となりました。

株式相場でまことしやかに選挙までは高いと言われます。

今回も10月22日(日)の衆議院議員選挙に向け、株式市場は高くなりました。9月下旬に衆議院解散の話が出て、小池都知事が新党「希望の党」を立ち上げ、民進党が「希望の党」に合流など9月後半から初旬は「アベノミクス」終焉かとの心配も駆け巡りましたが、終わってみれば自民党圧勝。市場の予想通りとなりました。

外部環境では

北朝鮮の強硬路線膠着(10月はミサイル発射、核実験はなし)

米国の予算案通過(法人税減税真実味)

など、懸念されていた材料も結局はなにもなく通過。

為替相場もドル売一辺倒の流れがこの10月に転換したこともあり、株式が買われる流れが続いています。

高値警戒を無視するかのような上昇

日経平均は高値を更新していますが、実際のところは、上がった銘柄と下がった銘柄の数字を比べていみると15日間でほとんどの日が下がった銘柄の方が多いという異常な状況です。

今日はさすがに上がった銘柄が8割でしたが、中小型株が上がって個人投資家が好む(アルゴリズム取引があまりはいっていない)マザース株やジャスダック株などは今年の高値は7月につけているので、10月は鳴かず飛ばずです。

日経平均だけ上がっているんですよね。

今日は衆議院選挙の自民党圧勝という材料がありましたが、先週などは無理やり指数だけ上げている状況でした。

外資系証券会社などの手口が目立っていますが、資金がどこまで潤沢にあるのかと疑問に思えます。

個人投資家の売りも一巡してくるところで、一度大きく上げたタイミングが目先最後の上げになる可能性もあります。

ただし、世界的には金利上昇により債券価格が下落し、債券投資が見送られる中、株式が選好されるながれはしばらく続きそうですから、明日、明後日に暴落のような下落がくると予想している訳ではありません。

 

 

騰落レシオが高値を付けているあとの上昇

市場関係者の中にも騰落レシオが高値を付けた後にさらに高値をつけている日経平均に違和感を覚えている方も多いようです。

昨年もトランプ大統領の当選で、ドル円相場で101円→118円の円安に動く中、ドルインデックスがあまり上がらないという状況が発生しました。その後は為替相場をやっている方はご存知の通り、ドル円は半値水準の107円台まで調整、ユーロドルはユーロ買いが進むなど、その頃とは逆の動きとなりました。

長い目で異常な力が働いた場合は必ず調整されます。みなさんも違和感が発生していることを念頭に相場をみていってください。