すきま運用に使える投資手法

いまさら聞けない注文方法「IFO」「Uターン+W指値」

新規注文と決済注文2パターンを同時に出すことができます。この注文方法がマスターできれば、利食いもストップロスも自由自在に注文できるのですきま時間での取引に役立つこと間違いありません。私も「IFO」注文はよく利用しています。

一回でできる究極の注文方法

この注文を使う場合に決めるポイントは買いの場合「エントリー価格(新規購入価格)」「利食い価格(売却価格)」「ロスカット価格(売却価格)」の3つです。

例えばドル円の注文で円安に動くと予想していたとして、エントリー価格を100円、利食い価格を105円、ロスカット価格を95円とすると以下の3つの注文を同時に出します。

【1】1ドル=100円(エントリー価格)で買いの新規指値注文
【2-1】新規注文が約定した場合を想定して、1ドル105円の利食い価格の決済指値注文
【2-2】新規注文が約定した場合を想定して、1ドル90円のロスカット価格のためのストップロス逆指値注文

100円で購入したあと、1ドル105円になれば、【2-1】の指値注文が発動し、利益を確定させ取引を終了させます。1ドル90円になると、【2-2】のストップ注文が発動し、損切りをして取引を終了させます。

これを自動でやってくれるのが「IFO」注文です。

下手な感情が入らない分、利益を伸ばすことができるかもしれません。

普通に相場をみていると儲かっている時などは早く利食いをしたくなります。逆に損をしていると戻るのではないかと「ストップロス」価格をキャンセルして損を拡大させてしまうなんてこともあるのではないでしょうか。いったんポジションを持ってしまうと目の前で「1万円増えた」や「1万円減った」が見えてしまうと冷静な判断をできなくなってしまいます。
客観的な目線で相場が見られなくなってしまう訳です。相場を客観的に見れるのは「エントリー価格」「利食い価格」「ロスカット価格」を決めた時が一番だったんじゃないでしょうか。突発的なニュースや相場変動がなければ自動的に発注してくれる「IFO」注文に任せた方が私は成績が良いです。

FX取引では一般的だが株式取引では発注が面倒

FX会社が提供している「IFO」注文は1画面または2画面で3つの注文を入れることができますが、株式取引ができる証券会社ではちょっと注文入力が面倒です。

株式で「IFO」注文ができる証券会社としてはカブドットコム証券がありますが、2つの注文方法を組み合わせる必要があります。

それは「Uターン注文」+「W指値注文」です。

注文の流れ

【1】「Uターン注文」で「エントリー価格」で新規指値注文(逆指値でも可)
【2】「Uターン注文」の返済画面で「W指値注文」を指定する。
【3】「W指値注文」に「利食い価格(指値)」「ロスカット価格(逆指値)」を入力し確定

という流れで注文がだせます。

FX取引でもし眠くなったら「IFO」注文

FXでNYタイムは相場が動きます。しかし日本人にとっては睡眠時間の真っただ中。相場は上がりそうだけど「経済指標の発表が朝4時」なんてこともあります。

そういう場合には「IFO」注文でしっかり利食い、しっかり損切り注文を出しておくことが重要でしょう。

朝起きたら資金が増えているか、減っているかは神のみぞしるですが、、、

いまさら聞けない注文方法「IFD」「Uターン注文」「ペア注文」

株やFXの取引をする時に新規の売買と同時に決済の売買注文を発注できるネット証券やFX会社があります(FX会社はほぼ全社で対応していますね)。

その注文方法は会社によって違いますが「IFD」(イフダン)とか「Uターン注文」や「ペア注文」というものです(会社によって異なりますが一般的にはIFD)。

具体的には買い注文と同時にその銘柄の売り注文を予約できるというもので、買い注文が約定すると自動的に決済の売り注文が発注されるという便利な注文方法です。
※二つめの注文は、最初の注文が約定しない限り発動されることはありません。

IFD注文は逆指値を使うと色んなバリエーションができる

IFD注文は1つめに新規の注文、2つめに決済の反対注文を組み合わせで同時に出せる注文方法ですが、どちらの注文にも指値と逆指値が選択可能です

組み合わせを工夫すると色んな場面にも対応できます。

(1)相場がいったん下がって上がると想定する場合

「指値の買い+指値の売り」という注文を出します。

(例)現在の値段が320円の場合、少し下がった「300円で買って、330円で売る」という注文ができます。

(2)相場が上昇局面に乗って利益を狙う場合

「逆指値の買い+指値の売り」という注文を出します。

(例)トレンドに乗って一定の利益を狙いにいくケースです。この図では1ドル=116円になったら買い(逆指値)、118円になったら売り(指値)という注文ができます。相場が予想どおり118円になったら、2円の利益ということになります。

(3)相場上昇局面に乗って新規買いするが念のため損失を限定させる場合

「逆指値買い+逆指値売り」で損切りを確定させてしまう方法で注文を出します。

(例)相場が1ドル=116円になったら買い注文が成約し、同時に1ドル=114円になった場合の売り注文が自動的に有効になります。予想と反した相場の動きがあった場合でも、1ドル=114円になった時点で売りが約定されるので損失は約2円で収まります。

強いて言えば保険のようなものですね。

もちろん四六時中、パソコンやスマホを見ながら取引できれば、臨機応変に対応できることですが、便利な注文方法です。ただし利食いは難しいですから定期的に相場をチェックして注文を修正することも重要です。突発的なニュースが出た時など相場は急変しますからね。

【おまけ】

IFD注文についてもカブドットコム証券のYoutubeにわかりやすい動画(カブドットコム証券は「Uターン注文」と呼んでいる)がありますので、掲載しておきます。是非見てみてください。

 

いまさら聞けない注文方法「OCO」「W指値」「ツイン指値」

ちょっとわかりにくいのですが、株やFXを買った場合、上昇したら指値の売りで利益確定、下落したら「ストップロス」逆指値でロスカットという注文をいっぺんに出す注文方法です。
もちろん株を空売りした場合やFXのショートポジションを持った場合はその逆で下落したら指値の買いで利益確定、上昇したら「ストップロス」逆指値でロスカットという注文になります。

この注文方法はすきま時間で取引している人にはおすすめの決済注文方法です。

会社によって呼び方が違う

おなじ注文方法なのに、会社によって呼び方が違うのでわかりにくくなってしまっています。

FX会社では「OCO」注文といわれていますが、証券会社ではいろんな名前になっています。「なんででしょ??」

証券会社別の呼び方

証券会社名 呼び名
楽天証券 逆指値付通常注文
マネックス証券 ツイン指値注文
カブドットコム証券 W指値
ライブスター証券 OCO注文
岡三オンライン証券 OCO注文

呼び名は違っても同じ注文方法です。FXが強い会社は「OCO」注文と呼んでいるようです。

「OCO」注文はこんな時に使う

カブドットコム証券のHPによると時価700円の手持ち株の売却で「(1)760円の指値注文をだしつつ、(2)株価が680円まで下がったら指値を678円に訂正」といった設定するという具体例が説明されています。

 

 

すきま時間での使い方

株式を購入した時など、逆指値の説明ページでは「ストップロス」の逆指値は最低限注文しておくべきと述べましたが、利食いの指値売りも注文しておけると便利ですよね。

みなさんは株式を購入した時に「いくらくらいまで上がる」と思って購入されているのではないでしょうか。しかし相場はわからないもので思惑通りにいかず下落することもあるでしょう。明確な相場の見通しがあるなら是非「OCO」(会社によっては「逆指値」や「ツイン指値」)を利用してはいかがでしょうか。

でも、「OCO」注文を出しているからと言って安心しきっていてはいけません。

せっかく思惑通りに値上がりしたのに利食いの指値に届かず、相場が下落して「ストップロス」の逆指値がついてしまうこともあります。

資産運用において実は利食い(決済)が一番難しいと言われていますので、一日一回くらいは、その人株式の値動きをチェックして指値と逆指値を修正していくことをお勧めします。

【おまけ】

カブドットコム証券のYoutubeにわかりやすい動画がありましたので掲載しておきます。わかりやすいので時間があればご覧ください。

 

いまさら聞けない注文方法「逆指値」「ストップロス」

株式やFXの取引の注文方法としては、成行(なりゆき)「MO(マーケットオーダー)・FXでは2WAYやストリーミング」のように今の値段で売買する注文方法や、指値(さしね)注文のように、「いくら以下なら買い」「いくら以上なら売り」という値段を指定して注文する方法がポピュラーですが、デイトレーダーでなければそんなに相場なんて見ていられません。

忙しい方はたまたま見た値段で購入してもそれは単なる博打のようなものです。

そんなすきま時間で取引する方々に便利な注文方法が色々あります。その一つが「逆指値」です。

逆指値とは

逆指値とは指値の逆という意味。指値は「いくら以下なら買い」「いくら以上なら売り」という値段を指定して注文する方法ですが、逆指値は「いくら以下なら売り」「いくら以上なら買い」という逆の値段を指定して注文する方法です。

この注文方法は方向性がわかりにくい時などでも「いくら以上になってきたら上昇トレンドになって買いかな」と思う場合などに使える注文方法です。「逆指値注文」である値段まで上昇したら買いという注文をしておけば、自動的に注文を執行してくれるという便利な注文方法なんです。

逆指値の主な利用法3つ

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相場を見なくても大丈夫 有利な注文方法「プラマイ指値」を活用する

人より少しお得な株価で購入したくありませんか?

株式に投資で利益を得る方法は「安く買って高く売る」です。あたりまえだろうといわれそうですが、いくらで購入するかは重要なんです。

せっかくいい銘柄を見つけたとしても、高い値段で買うのはあまりいい投資とは言えません。

またこの値段なら買ってもいいかなと指値で低い値段を設定すると全く買えないなんて経験はありませんか。

そんなときに便利なのが「±(プラマイ)指値」という注文方法です。

ポイントは人より有利な株価で買えることです。

毎日の取引で一番にぎわうのは寄付(午前9時頃)です。

一日の売買で取引量が多いのは寄付です。前日までの残りの注文や米国など外人投資家の注文が入って来るからです。寄付の値段が決まると上下にぶれることが多く、株価上昇中の銘柄でもいったんは利食いたい人の売りなどで株価が下がることがあります。

サラリーマン投資家など相場を見れない投資家にとっては、前日に寄付(成行)の注文をいれていれば必ずといっていいほど約定できるので利用している方が多いと思います。

寄付の値段(始値)は一番売買が多い値段なのでみんなと一緒でいいやと思う方には必要ないかもしれませんが、やっぱり人よりは得した方がいいですよね。

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外貨投資 銀行の外貨預金とFXはどっちがお得か考える

もし手元に100万円お持ちならどうしますか?

せっかく貯めたお金は銀行の普通預金に預けても金利はもらえません。預金金利が年利0.01%の低金利時代 外貨投資を考える人は増えています。

だって、日本より金利が高そうな気がしませんか?

そうですね。ニュースでもよく耳にするように米国やユーロは政策金利を上げる方向に動いています。一方、日本はというと日銀がマイナス金利を持続する、物価が上がらなければさらなる金融政策を実施すると宣言しています。日本は当分低金利が続きそうなんです。

そこであなたが貯めた100万円を外貨で運用したいと考えたとします。

まずどうしますか?銀行にいってみますか?それともFXで運用してみますか。

FXもレバレッジをかけなければ外貨預金と同じようなもの。

FXって危ないんじゃかいかと思っている方がまだいらっしゃると思います。もちろんFXで「大儲けした」または「大損した」なんて話を聞かれているからじゃないでしょうか。

もちろんレバレッジをかけて100万円で最高25倍の2,500万円分の取引ができますが、金利だけが欲しいのであれば無理する必要はありません。

100万円であれば1倍分にあたる通貨単位(1ドル112円だとすると約9千ドル)だけ投資すれば外貨預金とほぼ同じです。

外貨預金とFXはどっちが有利

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株をやらない人にもIPO公平抽選 おすすめ証券5社 

大人気のIPO(新規公開株)

株式がはじめて取引所で取引をされるようになることを「新規上場」といいますが、英語で言うと「Initial Public Offering」で、一般的に頭文字をとって「IPO」と呼ばれています。

なぜ、IPOは大人気なんでしょう。それは上場後(特に上場初日)に大きく値上がりすることが多いからです。

新規上場株は、上場前にどのくらい需要があるかを調べ(一般にブックビルディングといいます)、おおよそ売れ残りがでないような株価で募集されます。

なぜ売れ残りが出ないような株価かというと、売れ残りが出た場合は証券会社が全部引き受けなければならないからです。

ということもあり、募集される株価は妥当な価格で決まりやすいんですね。

ですから、人気が高い銘柄は上場前に欲しいと思う人が多いため抽選になることが多いんです。

IPOはしばしばニュースでも取り上げられています。

最近では民営化された郵政3社(日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)、JR各社(JR北海道はまだ上場していません)、古くはNTTなど。

初日は何パーセント上がったなど、大々的に報道されていますよね。

新規上場の場合は、募集(公募価格)から上場初日の取引開始株価(初値)が何パーセント上がったかが話題になります。

2017年に上場した50社の初値は公募価格比117.72%(2.18倍)上昇

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帰宅後のすきま時間で株主優待をノーリスクでゲット「つなぎ売り」

株主優待ってご存知ですか?

毎年3月や9月を中心に株主優待というキーワードが耳にする機会が多いのではないでしょうか。

「株主優待ってなに?」と思われる方も多いと思いますが、「株主優待」とは、ある日(これが重要)に株式を持っている株主さんに自社製品の利用クーポンや自社製品の詰め合わせをプレゼントするというサービスです。

企業によっては驚くほどお得な優待を提供しているところもあります。

株主優待を実施している企業は人気

株主優待は株主(特に個人の株主)を増やしたい企業が幅広く、安定的に株式を持ってもらいたいと考え実施しているので、これを目的に株式投資をやっている方も増えているようです。

株主優待は全企業がやっている訳ではありませんが、「株主優待を新たにはじめるよ~」と発表した企業は人気になり株価があがる傾向があります。

ポイントはある日にお目当て企業の株式を保有するだけ

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